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シャイニーストッキング

第8章 絡まるストッキング7      本部長大原浩一

 138 未知の性感帯

 さっきの未知の子宮による絶頂感のせいで、一気にきよっぺの眠っていた未経験の性感帯が覚醒したかの様である。
 その位に、簡単に、そしてあっという間に絶頂感を迎えてしまったのだ。

 おそらく、新たな性感帯が目覚めたのかもしれない…

「……あ、あぁ、や、ん、んん…」
 私はそんな彼女の絶頂感にも舌先と、指先の動きは止めずに、まだまだクリトリスを舌先で弄り舐め、そして指先で子宮の壁を優しく、ぐりぐりと突いていく。

「あ、ね、あ、ねぇ、や、だ、ダメ、あ、あぁ、あふ、あん、んん…」
 すると彼女は再びブルブルと全身を震わせながら、身悶えし、喘ぎ声を上げてくる。

 でも私は更に舐め、中指、つまり2本目の指を挿入れ、人差し指で子宮の壁に、そして2本目の中指で膣の上の壁をぐりぐりと擦っていく。

「あっ、や、あ、ん、ん、んん」
 すると彼女は更に喘ぎ、身悶えし、奥からこんこんと愛の蜜を溢れさせてくる。

「あっ、っく、こ、こっぺっ、ダメ、変、へんになっちゃうっ」
 そう叫び、私の頭を強く押さてくる。
 だが、その手は私の頭を退け様とはしてはこないのだ。

「あっ、やっ、へ、へんにっ、や、ダメ、ヤッ、あっ、ううっ、ああっ」
 喘ぎ声は、快感の悲鳴、叫びへと変わってくる。

 そして私は更に舌先でぐりぐりとクリトリスを擦り、2本の指の動きをも強めていく…と。

「ああっ、ダメっ、やっ、いやっ、で、出ちゃう、あっ、なんか出ちゃうぅぅ」
 それはきよっぺの初めて感じる、より以上の、より深い、より激しい絶頂感の叫びであり、悲鳴であったのだ。

「あああっ、ヤッ、あぁぁぁぁ………」

 悲鳴が途絶え、絶句したその瞬間…
 なんと、奥から何かを噴き出したのである。
 
「いやぁぁぁぁ…………………」

 噴き出したそれは、瞬く間にシーツをぐしょ濡れにしていく…

「ぁぁぁぁぁぁ……………………」
 そしてその噴き出したそれは叫びの絶句と共に止まり、きよっぺは意識を翔ばしてしまった。

 こ、これは…

 これが、潮吹きってヤツなのか…

 それは私自身の今までの経験でも初めてであったのだ。

 初めて見た…





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