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シャイニーストッキング

第8章 絡まるストッキング7      本部長大原浩一

 140 新たな覚醒

「まだジンジンするの…」

「こんなに感じたことなんて無いの…」

「頭の中が真っ白になったの…」
 と、彼女はそう続けざまに呟いてきたのだ。

「うん、きっとさ、その前にさ、子宮で絶頂感を感じたから、新たな性感帯が生まれたのかもなぁ…」

「え…、新たな性感帯…」

「うん…、新たな、新しい、新しく感じる様になった性感帯さ…」

「そ、そうなの…」
 そう呟いて彼女は話してきた。

「それにきよっぺは、男性経験も、セックス経験も少ないから…
 ある意味、覚醒しちゃったのかもしれないね…」

 そうなのだ、きよっぺは男性経験が私と元旦那の2人しか無いのであるし、しかも遡ることこの10年間はセックス未経験なのであるのだ…
 
「え、覚醒って…」

「うん、覚醒は大袈裟かも、要はさ、きよっぺは経験が浅いからこれからどんどん感じてくるかも?って話しだよ」

「ああ、よかったぁ…」

「えっ、よかったって?」

「だってぇ、これから毎回、こうしておしっこ漏らしちゃうのかって思ったの」
 そう苦笑いを浮かべながら、ホッとしたように言ってきたのだ。

「いや毎回って、さすがにそれは無いよ」

「だったらよかったぁ」
 と、言いながら話しを続けてくる。

 …実はさぁ、わたしはさぁ、元旦那とのセックス、ううん、つまり挿入れられての、アソコの中では感じた事が無かったのよ…

「だから、あんなに感じたのは初めてで…
 まだ、ジンジンしてるし…」
 と、そう告白気味に話してきたのだ。

「うん…
 それはさっき抱いていて、なんとなくそう感じたし、分かっていたさ…」

 やはり、だからの、あの、自らのクリトリス弄りなのであったのだ…

「気付いてたの?…」
 うん…と、頷いた。

「だから…
 さっきは、ああして、ゆっくりと、じっくりと奥深くまで突いて、何とか奥で、子宮で、感じさせてあげたくってさぁ…」

「え、そうなんだ…」
 きよっぺはそんな私の言葉に感動したのか、感涙で大きな瞳を潤わせてくる。

「こっぺって優しいんだね…」

「いや、これは、愛する女を感じさせるってことはさ…」

「うん…」





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