
シャイニーストッキング
第8章 絡まるストッキング7 本部長大原浩一
167 大人の艶気
「こうちゃん、お待たせ」
「え、あっ…」
振り向くとそこには…
すっかりと大人の艶気を放ち、美しい熟女になったノン、いや、自称
『絶望ののぞみ』がにこやかな笑顔で立っていたのだ。
自称『絶望の(望)のぞみ』いや、私にとっては『希望の(望)のぞみ』であったあの23年前、のぞみ、ノンは16、17歳であった…
付き合い始め当初はヤンキー臭い、本当に田舎の少女って感じであったのだが、私の大先輩であり恩人であるヒロさんの彼女の影響でサーファーギャルを目指してすっかり脱ヤンキーをして、そして意外にもそんなサーファーギャル系ファッションがノンには似合い、すっかりと垢抜けたお洒落な少女、いや、ギャルへと変身したのである。
そして私の記憶はその17歳までのノンしか存在しておらず、一昨日の昼間の偶然による23年ぶりの再会なのであったのだ…
だが、美容師という職業柄のせいもあるのだろうか、体型的には中年女性特有の太るという事もあまり見れ無く、そして美容師特有の常に接客をしているせいもあるのか39歳という実年齢よりもかなり、いや、5、6歳若く、つまり、33、4歳位にしか見えないだ。
つまりは、綺麗に老けた、いや、まだ老けているとはいえない美しい熟女…
と、いえるのである。
だから美容師とお客という関係で初めて再会をした時には、彼女から声を掛けられなかったらノンだとは全く気付かなった位なのだ…
「やだぁ、何見とれてるのよぉ」
明るく笑いながら言ってきた。
「あっ、いや、あまりにも綺麗なんで、つい…」
と、思わず本音を呟いたのだ。
「ええ、やだぁ、もお、上手なんだからぁ、そおやっていつも女を口説いてるんでしょう…
こうちゃんが黒いポロシャツ着ていたから合わせてきたのよ…」
確かにノンは全体的に黒でまとめてきていたのだ…
黒いニット地のノースリーブのワンピースに、ゴールド系のネックレスやブレスレット、ゆったりとしたやや太目のウエストチェーンをアクセント的に腰回りに巻き、ゴージャスな雰囲気を醸しだしている、そしてチャコールグレイ系の艶のあるストッキングを穿き、脚首にもゴールドの細いアンクレットを付け、縁取りがゴールドの黒い艶のヒールを履いていた。
正に大人の艶気全開といえるファッションであった…
「こうちゃん、お待たせ」
「え、あっ…」
振り向くとそこには…
すっかりと大人の艶気を放ち、美しい熟女になったノン、いや、自称
『絶望ののぞみ』がにこやかな笑顔で立っていたのだ。
自称『絶望の(望)のぞみ』いや、私にとっては『希望の(望)のぞみ』であったあの23年前、のぞみ、ノンは16、17歳であった…
付き合い始め当初はヤンキー臭い、本当に田舎の少女って感じであったのだが、私の大先輩であり恩人であるヒロさんの彼女の影響でサーファーギャルを目指してすっかり脱ヤンキーをして、そして意外にもそんなサーファーギャル系ファッションがノンには似合い、すっかりと垢抜けたお洒落な少女、いや、ギャルへと変身したのである。
そして私の記憶はその17歳までのノンしか存在しておらず、一昨日の昼間の偶然による23年ぶりの再会なのであったのだ…
だが、美容師という職業柄のせいもあるのだろうか、体型的には中年女性特有の太るという事もあまり見れ無く、そして美容師特有の常に接客をしているせいもあるのか39歳という実年齢よりもかなり、いや、5、6歳若く、つまり、33、4歳位にしか見えないだ。
つまりは、綺麗に老けた、いや、まだ老けているとはいえない美しい熟女…
と、いえるのである。
だから美容師とお客という関係で初めて再会をした時には、彼女から声を掛けられなかったらノンだとは全く気付かなった位なのだ…
「やだぁ、何見とれてるのよぉ」
明るく笑いながら言ってきた。
「あっ、いや、あまりにも綺麗なんで、つい…」
と、思わず本音を呟いたのだ。
「ええ、やだぁ、もお、上手なんだからぁ、そおやっていつも女を口説いてるんでしょう…
こうちゃんが黒いポロシャツ着ていたから合わせてきたのよ…」
確かにノンは全体的に黒でまとめてきていたのだ…
黒いニット地のノースリーブのワンピースに、ゴールド系のネックレスやブレスレット、ゆったりとしたやや太目のウエストチェーンをアクセント的に腰回りに巻き、ゴージャスな雰囲気を醸しだしている、そしてチャコールグレイ系の艶のあるストッキングを穿き、脚首にもゴールドの細いアンクレットを付け、縁取りがゴールドの黒い艶のヒールを履いていた。
正に大人の艶気全開といえるファッションであった…
