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僕も歩けば女子に当たる

第1章 自宅の前の道路

さて、今日は、大学生になって初めての夏休みの第1日。
この日に公開の映画を見るため、僕は朝6時に自宅を出た。

と、門を出て道に出た時に、誰かとぶつかった。
「あ、すみません」
と謝り、見ると、背の中低い女の子で、中学生ぽい年代のこけし髪型のおとなしそうな子。
いや、僕が見たのは、その女の子の胸。
ちょいぽちゃなその女の子の胸は、すごく盛り上がっていてたっぷたっぷと揺れていたのだ。

《うおっほー!?朝からラッキー!少しでも長い時間ガン見して、脳裏に焼きつけよう》
僕は数秒でもいいからと女の子のデカ胸を、ガン見した。

すると女の子が
「ねえ?」
と。
「なんで、あたしの胸をじろじろ見るの?痴漢?」
と女の子が携帯を取り出した。

僕は通報されてはまずいと思い、とっさに
「可愛いきみに、一目惚れしたんだ」
と誤魔化した。
すると女の子の顔が真っ赤に染まり、口元をほころばせ微笑んだ。

《よかった》
と僕は胸をなでおろし、そのまま立ち去ろうとした。
しかし女の子が僕のTシャツの袖をつまんで、僕を引き留めた。
「あたしも、あなたに一目惚れだよう~~♡ねえ、あたしの家に来て♡」

映画を見に行かなくてはと思ったが、デカ胸の女子中学生からの申し出は断れなかった。

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