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第2章 小学6年生

それから直ぐに、雨が降りだし、1分も経たないうちにスコールになった。

雨宿りするような場所もなく、僕らは、直ぐにずぶ濡れになってしまった。

暑い日だったので、びしょ濡れでも寒いという感覚は全くなく、こうなるともうやけくそで、逆に楽しい。

道には、川のように雨水が流れている。妹と僕は、そこをじゃぶじゃぶとはしゃいで歩いた。

僕も妹も、白を基調としたTシャツを着て、僕は、ジーンズ、妹は、ショートパンツという格好だったが、びしょ濡れでTシャツが体にピッタリと張り付き、気持ち悪いが、それはそれで楽しかった。

バケツをひっくり返したような雨が続き、目にも雨が入るが、ハイテンションではしゃいで歩いていた。



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