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第6章 痴漢の説明

どれくらい時間が経っただろうか?僕と妹は、抱き合いながらキスをした。

僕の抱いた手は、妹の背中から徐々に下へ降りて行き、腰から、お尻へと移動しようとしていた。

そこで妹は、僕の体をゆっくり離すと、

「痴漢を再現するんだったわね?初心を忘れるところだった!」

と、笑いながら続けて、

「私のせいか!」

と、言った。妹は、僕が妹の誘いに乗ったことに満足した様子だった。そして、

「それじゃー、これからは、全くの他人という設定で、痴漢の再現をしますけど、心の準備はよろしいですか?私の指示に従っていただけますか?」

と、指導者のような口調で言った。僕は、

「はい、従います!と言えば良いのかな?」

と言った。妹は、

「それでよろしい!」

と言った後に、砕けた感じに戻って、

「それじゃー、私がつり革を持って立っているから、お兄ちゃんは、その後ろから私のお尻を触って!」

と言った。僕は、

「それじゃー、遠慮なく…。」

と言って、右手の手のひらで、妹のお尻をスカートの上から包むように触った!

「キャッ!」

と、妹は声をあげ、

「そんな触り方したら、女の子がビックリするでしょ!女の子は、ビックリしたら声をあげるの!痴漢というのは、女の子に声をあげさせたらダメなのよ!」

と言って、「も〜、真面目なんだから〜。痴漢なんてしたことないのよく分かるわ!」と、呟くように言った。





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