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第7章 痴漢

妹のお尻を掌で触って、怒られた僕は、

「じゃー、痴漢はどうやって触るの?」

と聞いた。妹は、

「最初は、偶然当たったように装うの!普通、掌でお尻を包むような当たり方はしないでしょ!手の甲が偶然当たったように、ちょっとずつ…。」

と言うので、僕は、実戦してみた。妹に体を近付け、手の甲でお尻にちょっと当てた。妹は、

「そう!そんな感じ!」

と言って、軽く僕の手を払った。妹は、

「暫く、これを繰り返すのよ!最初は、触る時間の間隔をとって、偶然当たってる雰囲気を出して、徐々に当たる間隔を短く、長い時間当たっているように触っていくの!」

と言った。僕は、妹の指示に従い、黙って妹のお尻に手の甲を当てることに集中した。当てては払われ、当てては払われを繰り返しているうちに、感じが掴めてきた。





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