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屋上にいたヤンキーくん

第2章 「あれ…サボってんの?」




園山くんは私のほっぺをつつっき、ニッコリと笑った。



━ドキっ…。

あれ?
今、心臓がドキッてきた。

なに…この気持ち…。


まさか病気…?
なわけないよね…。




「サボるなんて悪い子だなー」


「だから違うって!」


「じゃあ何しに屋上来たの?」


「そ、それは…」



そんなの園山くんを探してて…
なんて言えないし。

その質問答えなきゃダメかな…。



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