テキストサイズ

屋上にいたヤンキーくん

第3章 「傷の手当してくれね?」



ドキドキする時点で恋確実…かぁ。

じゃあ私は恋してるって事?



それって…。




「紀衣!あんた行ってきな!!」


「えっ?どこに?」


「どこにって園山くんのとこによ!!」


「うわっ…ちょ…芽衣!!」



私は芽衣に背中を押されて、トイレから出た。


行ってきなって言われてもなぁ…。




「ちゃんと言うのよー紀衣っ♪」


なーんて言われても…。

急かされても困るって…。




私は芽衣に言われた通り、屋上に行ってみることにした。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ