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屋上にいたヤンキーくん

第3章 「傷の手当してくれね?」



「何があったの?」


「まぁ遊びみたいなもんかな♪」



そんな楽しそうに言われても…。

それにしても痛そうだなぁ。


ちょっと触ってみよー

私は園山くんの切れて血が出てる口元を触ってみた。



「ちょっ…おま…痛っ!!」


「大丈夫じゃないじゃん…」


「べ、別に大丈夫だし!!」


「嘘つかなくてもさぁ」



私がもう一度触ろうとしたけど、私の手は園山くんに阻止された。

そして一気に壁側まで追い詰められた。



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