屋上にいたヤンキーくん
第3章 「傷の手当してくれね?」
私は屋上を出て保健室に向かった。
階段を降り、ダッシュで保健室に向かう。
疲れた…。
保健室の前まできた。
ダッシュしたせいで息がきれてる。
「失礼しまーす…」
ドアを開けると、先生はいなかったけど、一人生徒がいた。
「あれ…先生は?」
「さっき出ていったけど…」
「そっか…」
先生いないのか…。
そんなことより消毒液!!
私は保健室の救急箱の中に入っている消毒液と脱脂綿、カットバンを取り出した。
「これ借りるって先生に言っといてくれるかな?」
「うん…わかった」
私はその子に言うと保健室から出た。