屋上にいたヤンキーくん
第1章 「俺と付き合ってくれね?」
寛太くんとしゃべっていると関西弁が移りそう…。
寛太くんは自分の席に戻って行った。
あーぁ。
私も芽衣みたいにサボりたいなぁ。
私はふと窓の外を見た。
あっ!
屋上行ってみようかな…。
行ったことないし…。
私は屋上に向かった。
屋上ってこっちだったけ…。
階段を上がるとドアがあった。
「生徒立入禁止…」
ドアにはそう張り紙がしてあった。
せっかくサボれると思ったのに!
ここはまさかっていうのがあるから、開けてみようかな…。
私は屋上のドアに手をかけた。
━━ガチャ…。
開いた…。
試してみて正解だった。