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20日ネズミ一家

第1章 20日ネズミ一家

母ネズミの隣にいる啓子が、心配して母親に訪ねている。


残念ながら、チュー助と、長太郎は、助からんないんだよ、痙攣はとまらないし、次の症状としては、呼吸困難になって、死んでしまうのよ、


だから、だから、お母ちゃんの話を、聴きなさい!って、言ったのよ!


バッ、バタン!!


チューーーチューーーー

えっ?どうしたの?!!


母ネズミ、幸子の背後から、急に、鋭い金属音がした。驚いた幸子は、目の前の光景を見て、強いショックを受けいていた。昔ながらの、捕獲機に、二匹の息子達が、捕まってしまったのだ、


チューーチューー


隆史!豊作!お母ちゃんが、言っただろう!
やたらに、勝手に、食べるなって、!

お母ちゃん、食べちゃいないよ、ソーセージの臭いを、嗅いだ、だけだよ、そうしたら急に、バタンと、入口の扉が閉まったんだよ、


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