短編集 一区間のラブストーリー
第18章 短編その十八
『こ、これが女の・・・
一番大事なところ・・・・』
想像以上にグロテスクだった。
でも見入ってしまう・・・
そこから目が離せない。
こんな貝のバケモノみたいなモノなのに、
この愛しさはなんだ?
よくAV男優がAV嬢の股間を弄りながら
「きれいだ」とか「いやらしいおま○こだ」と
言ってるのがなんとなくわかった気がした。
見てるだけでワレメが
どんどんと濡れてきたのがわかる。
興奮状態の覚醒と混乱が交互にやってくる。
『な、なんだ・・・この感覚は・・・・』
たまらずに指をワレメに忍び込ます。
あたたかいヒダヒダが指を包み込む。
「おおおおう!!!!」
知らず知らずのうちに指を抜き差ししていた。
気が付くとベッドに顔を埋め、
男の匂いを堪能していた。
ああああ・・・・いい匂いだわ・・・・
たまらない・・・・
右手の指は花園をかき混ぜ、
左手はおっぱいを揉みまくり、
己の匂いをスーハースーハーしながら
喜んでいた。
そして小さな射精感覚が次々と襲い、
それはやがて大きな津波となって
奈落の底に引きずり込もうとした。
「いや・・・いや・・・・だめ!!
逝きそう!!!」
指を咥え込んだワレメがギュ~っと締まる。
「あああああ!!!!逝っちゃう~~~」
そう叫びながら身体をよじった。
波が少しずつ引き潮のように去っていく。
それとともに、意識が戻る。
『はっ!!!俺・・・今、
完璧に身も心も女になっていた!!!』
やべえぞ、このままじゃほんとに
女になってしまう!!