短編集 一区間のラブストーリー
第18章 短編その十八
「だ、だめよ!!!
「いててて・・・母ちゃん大丈夫か?」
下敷きになっている佳代子の体を
抱き起こそうとした。
だがそれは筋肉質の自分の体ではなく、
さきほどまで自分の身体だった
佳代子そのものだった。
「え?」
「痛ぁ~い・・・」
したたかに床に打ち付けたお尻を撫でながら
佳代子もまた「え?」と驚きの声を上げた
俺たち・・・・
元に戻ったんだ!!!
二人してベッドに腰掛けて
無事に戻れたことを喜んで抱き合った。
佳代子の胸の膨らみがすごく気持ちよかった。
丸出しの下半身ではペニスが勃起していた。
「か、母さんがしてあげようか・・・・」
顔を真っ赤にしながら佳代子が告げた。
な、なにを言ってんだよ!!
拒んでみたが体がメチャクチャ欲情していた。
さっきまでその身体は
母さんのものだったんだもの・・・
どれほどムラムラしてるのかは
私が一番知ってるわ・・・
「それに、あんたまだ童貞でしょ?
母さんが教えてあげても・・・いいのよ」
た、確かに童貞だけど、
SEXはオヤジとやっちまったから
経験済みだぞ!
「それは挿入される側の体験でしょ?
挿入する側も体験してみない?」
佳代子の言葉に
思わずゴクリと生唾を飲んでしまった。
挿入されるのではなく、挿入体験・・・
したい!ヤッてみたい!!
あ・うんの呼吸で
佳代子が佳彦のぺニスに吸い付いた。