愛玩物語
第4章 守って、守られて
「ああぁぁぁぁ!!」
悲鳴が聞こえて、ドカッと何かを叩いたような音が聞こえた。俺は自分が冷や汗をかいていることに気がついた。
間違いない。葉月の悲鳴がすぐそこに聞こえる。
いつもなら、あいつの悲鳴を聞くと性欲をそそられてどうにもならなくなるはずなのに今はそんな欲求は微塵も沸いてこない。
自分でも何故だかわからないけれど、心の中でとてつもなく嫌な予感が渦巻いていた。
「葉月、葉月!」
名前を呼んでみたが返事はない。あれから物音は途絶えてしまった。
どこなんだよ、おい……
真っ暗な道なのでどこにいるのかさっぱりわからない。聞こえてくる不穏な音だけを頼りに、走り回り、気付けば藪の中にいた。
パンパン……
肌と肌のぶつかり合うような音がすぐ横で聞こえた。
俺はハッとして、藪を掻き分けた。
「……なっ!」
俺は目の前の光景に息をのんだ。
悲鳴が聞こえて、ドカッと何かを叩いたような音が聞こえた。俺は自分が冷や汗をかいていることに気がついた。
間違いない。葉月の悲鳴がすぐそこに聞こえる。
いつもなら、あいつの悲鳴を聞くと性欲をそそられてどうにもならなくなるはずなのに今はそんな欲求は微塵も沸いてこない。
自分でも何故だかわからないけれど、心の中でとてつもなく嫌な予感が渦巻いていた。
「葉月、葉月!」
名前を呼んでみたが返事はない。あれから物音は途絶えてしまった。
どこなんだよ、おい……
真っ暗な道なのでどこにいるのかさっぱりわからない。聞こえてくる不穏な音だけを頼りに、走り回り、気付けば藪の中にいた。
パンパン……
肌と肌のぶつかり合うような音がすぐ横で聞こえた。
俺はハッとして、藪を掻き分けた。
「……なっ!」
俺は目の前の光景に息をのんだ。