無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

少し赤くなった頬…。
赤くなった顔を見せないためか、腕で顔を隠そうとするポチ。

…可愛すぎです、はい。


「ふふ…。」

「何笑ってんだよ、バカ…」

「んーん。可愛いな〜って。」

「だから、可愛くない！…可愛いとか言われても嬉しくねぇよ、バカが。」

「…でも、さっきポチが言ってくれたこと、嬉しかったし…カッコよかった、よ…」


（うっ…素直になるのって、照れる…）

私も、ポチの方…見れない。
二人して照れてる、この奇妙な感じ…。

でも、私達の間に流れてる穏やかな空気は…どことなく居心地良くて。
やっぱり私は、ポチが好きだなぁって…改めて感じる。


「…ねぇ、ポチ。」

「何？」

「…ありがと。色々…」

「どういたしまして。まぁ、とりあえず…実行委員、お互い頑張ろう。」

「うん。…ポチが担当で良かった。癒されるし。」

「はいはい、それは良かったよ。」

「ちょっと、棒読み…！」

「癒しとか言われてもな…全く、お前はまだ俺の事犬みたいで可愛いとか思ってんだろ。」

「優しいな〜って思ってるよ？あと…いつも助けてくれる頼りがいあるワンチャン。」

「結局犬じゃねーか！ったくもう…」