テキストサイズ

もう推しとは言えない *番外編更新中

第12章 元彼VS好きな人 2




「…ま、一人にさせとけ。じゃあ、あとはお前ら任せた。俺の出番は終わり。あー、疲れた…」

「九嶋先生、お疲れさまです!お水…」

「あー…良い。俺、吉岡と適当に校内ぶらついてくるから。」

「え…」

「行くぞ、吉岡。」

「えっ…あ、うんっ。」


何それ…!!と後ろから女の子の悔しげな声が聞こえる。
あの子…もしかして、ポチのこと好きなのかな?

そう思いながらも…こっそりと、繋がれた手。
文化祭はまだ、始まったばかりだ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ