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もう推しとは言えない *番外編更新中

第17章 合格発表



「由香里〜っ!受かった!!」

「おぉっ、おめでとー!良かったじゃん!」

「うんっ…本当に良かった…超ホッとした、」


お母さんにも、家帰ってからも伝えるけど…メールで伝えちゃおう。
お母さんに、そして追加でお父さんやおじいちゃん達にもメールで受かった!と合格通知の写真付きで送る。

(ポチにも…今日、伝えたいな…)

まだ、野球部で練習中かな。
他の先生たちにも…今日の方がいいよね。


「…由香里、私、柊先生とかに報告してくるね。」

「あ、私も行くよ。」

「本当?じゃあ、一緒に行こ。」


そんな感じで…由香里と一緒に職員室に行って、面接練習でお世話になった先生達に、一人ずつ合格の報告とありがとうございました、というお礼を伝える。

色々と話していたせいで…少し時間は遅くなってしまったけれど、それが逆に良かったのかもしれない。
昇降口を出て…帰ろうとした時だった。


「吉岡?まだ帰ってなかったの?お前。」

「あっ…ポチ!聞いて〜!」

「おぉ、どうした?」


私のテンションにやや押されたように、ポチは答える。


「受かった!…ポチ、ありがと!」

「おぉ、おめでと!良かったじゃん、吉岡。」

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