もう推しとは言えない *番外編更新中
第6章 助けて…
でも、ずるい…イかせて欲しい、なんてそんなことは恥ずかしくて言えない。
…このまま帰る、なんてことも…熱くなって理性を失った身体は、出来なかった。
後戻りは出来ない…そうだね、ポチ。
もう…推しなんて、言えないよ…。
…私は、立ったまま…また、スカートとパンツを下げる。
「ポチが…私をい、イかせて…」
「…良いんだな?本当に。」
「うんっ…熱い、の…」
もう、身体が言うことを聞かない…。
イかせて欲しい…そう、切実に訴えていた。
「…ここですんのもヤバいだろ。俺ん家、近いからそこまで我慢しろ。」
「えっ…。」
「ここ、公共の場だぞ。…まぁ、あんな会話しといてだけど。買い物、終えてねーなら手伝うよ。」
(確かに…それもそう、だよね)
「…そしたら、親子丼二つと、サラダ…。お母さんと私の夕食…。」
「了解。…お母さん待たせてるなら、連絡しとけよ。俺が買っといてやる。」
「うん…ありがとう、ポチ。」
バーカ、とポチは少し意地悪に笑って…買いに行ってくれた。その間に、私は…お母さんに遅れることとその理由を(嘘ではあるけど)伝えたのだった。