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スミカ

第1章 105号室

バイトを終えた後、スーパーで食品を買ってマンションに戻った。
俺は大量の缶ビールを冷蔵庫にしまった。
酒が入ればグッスリ眠れる、そう考えていた。


つまみとビールを一本持って、ソファーに移動する。
テレビをつけると、ちょうど6時のニュースがやっていた。


ピンポーン


また呼び鈴が鳴る。
俺はビールを持ったまま、玄関を睨み付けた。


ピンポーン


しかし催促するかのように再び鳴る。


ピンポーン
ピンポーン
ピンポーン


「…チッ。ふざけんな!」


俺はビールをテーブルに叩きつけ、ドカドカとフローリングを歩いた。
セールス女ならはっきり苦情を言ってやる!
そう思った。


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