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大人の俺と子どもの私

第1章 出会い



「なんでいんの…」



小さな声でボソッと言う。


「夜ご飯の時間なのに帰ってこないから、探しにきたよ。」



「…」



そう伝えると、何も言わず俯いてしまった。



「隣、座っていい?」



「…」



「…失礼しまぁす……」



何も反応してくれないけど、そっっと座ってみる。



お、午前中みたく怒りはしなさそう。



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