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大人の俺と子どもの私

第1章 出会い



「いいや!関係ない!
俺若いし!22歳だよ!
職員の中で1番若いんだよ!
他の職員の人はなぁおばさんばっかで流石に友達って呼ぶにはうん〜…って感じだけど、俺はいけるだろ。
友達一号には俺がちょうどいい!
うん!そう思うわ!」


なんて言ってちらっと紗南の方を向いて、ニヤッとしてみる。




「…フフッ、おばさんなんて、そんなこと言っちゃっていいの?」



あ。


小さく、でも、笑ってくれた。




だから俺も笑って返す。



「フフッ…ねぇ、俺と友達やだ?」





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