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大人の俺と子どもの私

第1章 出会い



「ほんとにね。顔あげなさい」


2人は顔をあげるように言うと、



パーーンッッ!!!





紗南のほっぺに平手打ちをした。



隣にいた俺はフリーズ。。




「いった…」



紗南も痛いと口出しながら、打たれたまま固まる。





そして莉子ちゃんは


「もう帰って来なくてもいいからね」


と、ぐっちと同じく心ない言葉を言った。





すると紗南は、あれからずっと繋いでた手を振り払って、自室に走って行ってしまった。


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