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大人の俺と子どもの私

第2章 新学期



「エヘヘッ、私たち友達じゃん!!

心配くらいさせてよー!」



そう言って紗南に抱きついてきてくれた。




友達って言ってくれたこと。

心配してくれたこと。

周りが言う事じゃなく、自分を見てくれること。




「ありがとう…栞ちゃん…」




小さな声にはなってしまったけど、感謝の気持ちを伝えると、


嬉しそうに笑ってくれた栞ちゃん。



「エヘヘ、どういたしまして〜!戻ろっ!みんな心配してるよっ!」


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