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大人の俺と子どもの私

第3章 栞の家族



今日はいつもよりやる事が多くてバタバタしていた。


でも栞ちゃんがいてくれて、楽しそうに話してたし、良い関係が築けているんじゃないかと安心してた。



紗南に見送り頼んだよ。と伝えてから、悠斗と紫音をお風呂に入れてそのまま、夜ご飯の準備を手伝ってたから、栞ちゃんは帰った。とばかり思ってた。






「「いただきまーす」」





バイトの仁以外、みんな揃っての夜ご飯。



今日もいつも通り。



唯も悠斗も紫音も毎日毎日話したいことが尽きなくてなかなか手が進まない。




ただ一人を除いて…。



一言も喋らず黙々と食べてる紗南。


いつも静かだけど今日はなんだかいつもよりペースも早い気がする。


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