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大人の俺と子どもの私

第3章 栞の家族



「何してんの。

ったく、親御さん心配するでしょ。

遊ぶならまたいつでもできるでしょ。」




「…」




2人とも何も言えず黙ってる。

そんな2人にイラつく。



「なぁ、何してんのって聞いてんだけど。」



床に座ってる2人の前に近寄りしゃがんで問い詰めると、




「…っ私が、まだいていい?って言ったの。」




栞ちゃんが切り出した。



紗南は隣で俯いてる。


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