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👠ツンデレラ👠

第1章 ツンデレラ


「王子。」

ヘレナが不安気に呼びかけます。息子が処罰されるかもしれないのです。黙ってはいられません。

王子であるディランはヘレナの側まで来ると耳元で何かを囁きました。

「・・・。という事だ。有難く頂戴する。」

ディランの言葉にヘレナは信じられないとばかりに王子を見ます。

ディランはそう言ってヘレナとジュディに頭を下げるとレイを乗せた馬車に乗り、お城へと向かったのでした。

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