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次の日は、特別擁護老人ホームへ午後１時に面接に行った。

対応したのは、施設長という50代半ばくらいの男性と、40過ぎくらいの介護チーフという溌剌とした女性だった。

まずは、特別擁護老人ホームという施設の概略を説明された。運営は、営利目的ではなく、社会貢献や社会福祉を目的として、自治体や社会福祉法人が運営している施設だとということだ。

僕は、昨日のデイサービスのフレンドリーさと違って、なんか、堅苦しくて大変そうだな！って感想をもった。

一通り施設の説明をされた後、施設長が、

「ハローワークの求人には、かなり安い給料が提示してあったと思うが、半年経てば夜勤も入るし、ここは地方公共団体の施設だから、試験を受けて受かれば地方公務員として、市役所等と同等の給料をもらえる。君はまだ若いし、私営の施設よりは、先々絶対に損はしないと思うよ！」

と言った。