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老人ホーム

第9章 夜勤 後半

排泄介助が終わると、仮眠の時間に入る。先に村山と白山が仮眠に入り、田中と僕は、その後交代で一緒に仮眠に入ることになる。

村山と白山は、

「じゃー、私達寝るから、よろしくね!」

と言って、仮眠室へ行った。僕と田中は、コールの待機のため、介護員室に残った。

田中は、排泄介助後、ポロシャツからTシャツに着替えていた。僕は、田中に、

「珍しいですね!Tシャツ着るなんて…!」

と言うと、田中は、

「一応置いてはあったんたけど、なかなか着る機会がなくて!」

と言った。すると田中は、

「せっかく2人いるから、消耗品の在庫を調べたいの!手伝ってほしいんたけど…、良いかな?」

と言った。僕は、

「はい!何でも言ってください。まだ自分で進んで出来ないので、どんどん言ってください!」

と言った。

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