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義娘のつぼみ〜背徳の誘い〜

第3章 親子の性教育

 ほぼ同時に達した理恵は、夫の背中に回した手と内腿に力が入る。膣が収縮し、咥えた陰茎が吐き出す精液を搾り取るかのように圧迫した。

 息を荒げ、ぐったりとベッドで抱き合う理恵と武司。余韻を味わうように互いの口唇を貪った。

「――はあっ」

 二人の様子を、息を呑んで見守っていた茉由は、深呼吸とともにベッドに座る。

「どう……だったかな」

 武司は身を起こすと、茉由に話しかけた。

「――ええと、なんか凄かった」

 どう表現してよいか、全く浮かばなかった茉由は「凄い」としか言えなかった。

「あの、男の人ってエッチの時……その、赤ちゃんの素(もと)、出すんでしょ?」

 二人に向かって訊く茉由。

「うん、そうよ。武司――パパも今出したのよ、精子。ね?」

 理恵が答えると、武司が「うん」と頷く。

「へえ……」

 茉由は再び乗り出して二人の身体を見下ろす。結合はまだ解かれていない。

「赤ちゃんの素……精子、見てみる?」

 母親が訊くと、

「うん、見たい」

 頷く茉由。

 武司は理恵から身体を離し、互いの性器の結合を解く。

 自身の精液と、理恵の愛液で塗れた陰茎がヌルリと顔を出した。ありったけの精を放出した直後のそれは、ダラリと頭(こうべ)を垂れている。

 理恵の秘部は、膣口が一瞬ポッカリと口を大きく広げたが、すぐに収縮した。

「今、この奥にパパの出した精子があるのよ」

 言いながら理恵は、二本の指で小陰唇を左右に広げた。それに従い膣口も広がる。内側のサーモンピンクの肉ヒダが、ヒクヒクと蠢いていた。

 すぐに中から白濁した粘液が、ゴボリと溢れてくる。ベッドのシーツを汚さないよう、武司はティッシュ数枚を抜いて彼女の股間の下に敷いた。

「うわあ……これが精子? 赤ちゃんの素なの?」

 初めて目にする、男性特有の体液に、茉由は一種の感動を覚えていた。

「そうよ」

 そう言うと、母親は指を自身の膣口に入れ、夫が放出した精の残滓(ざんし)を掻き出した。次々と溢れてくる白濁液。

「……触ってみても、いい?」

 理恵と武司両方に向かって訊く茉由。

「うん、いいよ。いいよね?」

 武司が妻にも確認を取るように答える。彼女は「うん、もちろん」と頷いた。

 茉由はそろそろと、母親の股間に手を伸ばす。

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