狂愛の巣窟〜crossing of love〜
第7章 【あなただけのモノになれたら幸せなのです…】
「もう待たなくて良い?がっついて良い?」
あぁ、そのギラギラした目。
焦らしたいけど限界来ちゃってるね。
「でも壊されるのはちょっと……」
「嫌?昨日、親父とシた?」
「どうして?生理だったからシてないよ、終わったばかり」
「じゃ、十和子さんも溜まってる?」
「ん〜そうかもね、ウフフ」
「壊しちゃダメなの?」
「帰れなくなるのはダメ」
「ちゃんと家まで送るよ」
「早く次も会いたいって思うセックスしよ?」
鼻息が荒くなった。
可愛い。
何と格闘してるの?
「壊したら次会うの嫌になるの?」
「そうね、身体、休めないといけなくなるからね」
「意地悪……オナニー禁止って十和子さんが言ったの守ったのに」
「ねぇ、オナニー見せ合いっこする?」
「十和子さん……見たいけど、おあずけみたいでヤダ」
「見たいんだ?アハハ」
パチッとホック外してきた。
肩紐をズラして胸が露わになる。
後ろから優しく揉まれて人差し指が乳首を弄る。
「んっ…」と声を漏らせば硬いのがお尻に当たるの。
少し鍛えてるのかな?
筋肉が引き締まってきてる。
耳を甘噛みされて鳥肌立っちゃう。
吐息混じりに「キスマ着けて良い?」って聞かれるのが好き。
皆、着けたがる。
独占欲強めの人がほとんど。
特にこの親子は人一倍ね。
「ダーメ」と焦らせば焦らすほどくっきり着けられちゃって怒るんだけど、怒りきれなくて「じゃ、ここも着けて」ってこっちから言っちゃってる。
バンッ!と手をつくのは鏡張り。
バックで挿入され一颯くんの容赦ないピストンに悶絶している。
私の弱いところ全部教えたから震えるほど絶頂アクメに。
崩れそうになる身体を軽々と支えて「まだ終わりじゃないよ」と正面から挿れ直されて駅弁ファックするとか、もう敵わないよ。
「イったの?可愛い、あっ…締まってる、凄い、トロトロだよ、十和子さん」
「あっあっあっ……待って、イクっ……イクイク……っ」
腰振ってないのに、余韻だけでイかされる。