狂愛の巣窟〜crossing of love〜
第4章 【止まらない欲情に乱れて…】
ベルトを荒々しく外してズボンを半分まで下げた。
玄関先なのにもう待てなくて私から彼のを咥えてしまった。
「あっ……佐倉さんっ……」
「違う、十和子でしょ?」
一番弱いカリの部分を甘噛みするとビクン…と反応してる。
「ハァハァ……十和子さん、気持ち…良過ぎます」
「ねぇ、声抑えてね?ご近所さんに聞こえちゃう」
「んんっ……ハイ」
良い子………そのまま悶えてなさい。
咥えながらズボンを脱がせて、見上げるとトロンとした目と目が合う。
手コキに変えて舌を上へ上へと這わせてシャツのボタンも外しながら大人しく待てないキミとキスをする。
前がはだけたら手コキしてるところに唾液を垂らして乳首を舐めてあげる。
可愛い声漏れちゃってるよ。
「十和子さん………キス、してください」
「ん……」
手コキに耐えられないから塞いで欲しいの?
蕩けるような甘いキスで翻弄してあげる。
このままギンギンに固いの挿れてよ。
「あ………っ」
首に回した手で立ち位置を逆転させる。
私が壁側に立って自ら片足を上げて彼に持たせた。
ショーツをズラしてナカに押し込んだら骨抜きになっちゃったね。
「振って?腰振って…っ」
結合部を見下ろしながら我武者羅にピストンする彼を俯瞰的に見てる。
まだまだ未熟なキミのセックスはいつまで経っても私のスイッチは押せない。
だからね、途中であっても抜いて、手を引き家へと上げちゃうの。
慌ててズボン拾い上げ「お邪魔します」って律儀ね。
ソファーに「寝て」と素っ気なく言う。
下ろしていた髪を縛り彼に跨ぐ。
躊躇してるの?
顎クイしてキスしたら気持ち固まる?
やっぱり着けるね。
舌を絡ませてる間にコンドームを着けてあげた。
その上に跨り腰を下ろす。
胸を押して寝転ばせた。
「ねぇ、腰ってこうやって振るんだよ?」
「あっ……あっ……んっ」
まるでケモノになったかのような腰つきにナカで蠢く肉棒に酔いしれていく。
「ほら、見て、繋がってる」
「ハァハァ……はい…っ」
「んんっ……ココこうするのが気持ち良いの……」