狂愛の巣窟〜crossing of love〜
第4章 【止まらない欲情に乱れて…】
「クソっ……十和子っ……凄いマンコじゃ…っ」
もう無理だと判断したのかしら。
良いって言ってないのに最後の足掻きで勢い良くピストンし始めたけれど、5秒と保たずに射精してしまいましたね。
ブルブルっと震えてらっしゃる。
手を退けて自ら抜いた。
ポタポタ…と垂れ落ちていく精液を撮るなら撮りなさい。
次は誰が愉しませてくれるの……?
我慢出来なくなった一颯くんが今出したばかりのお義父さまの精液を指で掻き出してきた。
M字に開いた足の間で一生懸命指を挿れてティッシュで拭き取っている。
朦朧としながらそれを眺めて目線を上げると今にも泣き出しそうな顔。
「俺の十和子さんなのに」って怒ってるの?
順番来たよ、怒らないで。
「ズルい………あんな顔」
そっか、ヤキモチか。
こっちも充分焚き付けられていたんだね。
キミにしか見せない顔もあるよ。
というより、朗報だよ。
2回目に飲んだ媚薬がかなり効いてきてる。
少し触れられただけで自分でもびっくりするくらいイキそう。
愛撫ひとつでも息が上がる。
抱き締めるように額を重ねる。
「言って……?どうして欲しい?溜めてる我儘、全部言って……」
鼻の頭がくっついて吐息がかかる距離。
キミの我儘くらい今日こそ叶えてあげる。
だから泣かないで。
「俺だけを愛して………俺だけの十和子さんになってよ」
自然と溢れる涙は温かい。
泣かせてしまった。
亨さんの前でちゃんと意思表示出来たね。
今出した勇気、忘れちゃダメよ。
乗り越えさせてみせるから。
「ん……それだけ?それで全部なの?」
「え……?あ、いや……俺も、出したい……ココに」
それが本音でしょ?
俺だけを愛してって無理だとわかってて言ってみたのよね、我儘言って良いって私が言ったから。
クスッと笑う私に赤くなってる。
「じゃ、もうナイか確かめて」と手を取り手マンさせる。
「一颯すまん、濃いのを出してしまったからな」ってお義父さまが言う。
まだべっとりと付着する精液に「お爺ちゃんの気持ち良かったの?」なんて聞いてくる。