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小説以外のひとりごと

第4章 胞子を培養するナウシカに挑戦!

胞子培養②

室内組の子たちは「光量をあまり求めない」ものや「とにかく低温度が耐えられない」ものだけ


サンセベリアとポリシャスは冬以外はベランダに出す


ビカクシダも以前は過保護に冬は中に入れてたけど、ここ数年は外の気温で耐えられることが確認できたので、今はすべて外だ


ポリポットの小さな子たちはビニール張りベランダの中にさらに簡易のビニール温室のラックの中に入れてある

二重の防御をさせてある


それなら室内に入れてやれよ、とも思えるが

残念ながら室内にはもう配置できるスペースが無いのだ


ビニール温室のラックは数台設置してあって、そこには多肉植物や、アロエ、ハイビスカスなどの南国組が入っている


あ、秋に挿し木で増やした赤ちゃん株たちもさすがに入れてあげている


それでも入り切らない子たちは完全に外

ベランダにも入らないので駐車場だったり、外の階段に放置してる


さすがに今年の冬は少し厳しくて、雪が積もった日にドロドロに溶けてしまった


残念だ


そんな感じなので


週に1回、気温がそれなりにある暖かい日にはベランダ組に水やりと霧吹きミストをしてやる


ミストはかなりやる


指が痛くなるくらいやる


蓄圧噴霧器が詰まってしまったので、今年は手動だ


とてもキツイ


葉の裏にとにかくミストしてやる


またビニールの内側にもミストしておいて空中湿度を上げてやる


夜にやると低温障害になるので午前中にやる


仕事が早番の日はまだ気温が低すぎるのでやらない 

遅番出勤の日なら出掛ける前くらいの時間ならすでに気温も上がっている


その日もいつものようにベランダのミストやりをせっせとやっていた


ビカクシダの突き出した葉(胞子葉)がとてもジャマだ


かきわけながらミストしてやる


洗濯物が干せないと彼女からクレームがくるが

そこは諦めてもらってる


で、傷んだ葉先を見つけるとついでにチョキチョキとハサミで切ってやる


見た目が悪いだけでなく、傷んだ葉からは病気のカビ菌が出やすくなる


その作業をしてると、ふと葉の裏側に茶色いかたまりがビッシリこびりついてるのを見つけた


胞子だ


成熟した大株になると胞子を作って子孫を増やそうとするのだ


なにも大雪の立ち往生してるような時期に胞子つくらなくてもいいのに!

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