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小説以外のひとりごと

第45章 とつぜんですが

ボクは人の目を気にし過ぎる性格


入院中も病室のベッドカーテンは閉められているものの、

失礼しまーーす!

と看護師さんが覗きに来たとき、

ベッドに寝転んでいたら飛び起きてしまう
すぐに座り直して、話しをきく


なんだか寝てる姿を見られると、

「なに昼間から寝てんだよ」と思われてそうで、すぐ姿勢をただす


隣のベッドの患者さんを迎えにリハビリのトレーナーさんが通る時もチラリと横目で

「お前も自主トレしとけよ!」

と思われてそうなので、すぐにグーパーグーパーと手を広げてストレッチのふりをしてしまう


前に彼女さんにスーパーで買い物しているときに、その性格を指摘された


スーパーで食材を眺めながら横歩きすることってよくあると思うんですが、


ボクはあれがどうしても、人に迷惑をかけてしまうのでは?と考えてしまい、彼女に注意してしまうのだ


だからスーパーでは常に気を張っている

自分の進行方向に人がいないか?

自分と同じスピードで誰か後ろから付いてきてないか?
(急に立ち止まるとぶつかるかもと想像)

自分だけでなく、
彼女さんの周りは大丈夫か?


誰かに迷惑をかけてないか?

と気にしてしまう


車を停めるときも、みんなが停めそうなスーパーの入口付近には絶対停めない


彼女さんは歩くのが遠くなるから近くに停めてよ!と言うが、ボクは絶対人も車も少ないところに停める


彼女さんのご両親とドライブ行くとき、障がい者スペースに駐車するんですが(親父さんが身障者なので)、スペースが2台あればいいんですが、1台しかなかったら気になってしょーがない

次に停めたい人が停められなかったら、迷惑をかけてしまう、と思ってしまう


人を蹴落とすくらいなら、自分が被害をこうむったほうがまだいい、と割り切ってしまう


たぶん、そんな人は何人も居ると思うんだけど

違うんでしょーか?


電車で席が空いてても立ってしまったり、

病院や銀行の待合室で混んできそうだったら、先に立ってたり、


そーゆー人はたまに見かけるから、少なくないと思うんだけれども


そういったことで、入院生活は常に誰かの目があるので、気が抜けないのだ!!!


忍者か、ボクは!?


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