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あさいらむーんのひとりごと

第46章 おかげさまで、

「高齢者の交通事故のはなし」


埼玉で高齢者の運転する車が小学生の女児をはねた事故が発生しました

免許の更新を最近済ませた直後で、
家族からも返納をお願いしていたそう


この直近の事故に限らず、最近はヤフーニュースの「地域」カテゴリーにおいて頻繁に発生していることを記事にされているのを読みます


きっと他府県版ならもっと記事にあがっているのでしょう


ただこういった事故は被害者がいらっしゃってはじめて記事になり、目につくことになります


被害者がなく、物損の場合は記事にもなりません


ということは、我々が目にする事故の何倍もの事故か発生しています


現に職場の高齢スタッフが事故を起こしたりしていますがニュースにはなっていません


また、彼女さんのお父さんは数年前に単独事故を起こし、長期入院もしていましたが、今年免許の更新をされました

もちろん家族は反対

耳も遠く、かなり意識を集中して相手の唇の動きを読み取らないとコミュニケーションがとれない程です

さらに事故の前から指は震えており、ボールペンで自分の名前を書くのも大変で、読み取れないほどです


それでも本人の意識がハッキリしていれぱ免許は更新出来てしまうのです


公安委員会でも止められないのが現状です

家族も止められない、数年前に事故を起こしていても止められないんです

すでに彼女さんのお父さんの車は全損廃棄されているので運転することは無いのですが、何かで車が必要になったとき「わしが乗る」と言うでしょう


ただ


実は高齢者の事故は目立って報道されていますが、弱年齢層の起こした事故はかなり多いです
人口が少ないにも関わらず発生件数が多いです
また乗らなくなった世代と言われているのに高齢者の事故件数とさほど変わりがありません
(高齢者の事故、2100件
 弱年齢の事故、1900件)

これで見ると果たして高齢者だけが悪いのだろうか?
調べてみても運転する人数の分母がわからないので事故件数たけでは割合が出にくいですが、団塊の世代と言われた人口のピーク層ですから多くて当たり前、逆に弱年齢層どうした?とも考えられます


でも、弱年齢層の事故はあまり問題視されません



なぜでしょう


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