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小説以外のひとりごと

第3章 映画「ドント・ウォーリー・ダーリン」

映画「ドント・ウォーリー・ダーリン」②


ボクはこの映画が気に入った

が、彼女さんにはテレビ特番のようだと言っていた

「本当にあった怖い話し」や「世にも奇妙な物語」のように観ていたらしい


そうかな?


そこは同意しないな


ユートピア(楽園)ものの正反対でディストピア(暗黒未来世界)もの

最近はそのような雰囲気の映画がたくさん出てる

大まかにジャンル分けするならば
スリラー映画のうちのサブカテゴリーか?


猿の惑星や、ターミネーターもある意味ディストピアものかもしれない

ブレードランナーやマトリックスもSF映画の中のディストピアものか


最近は「ミッドサマー」もそうかな


なかなか楽しめたので、立て続けに見たくなった


日を改めて、今度は「ピンク・クラウド」という映画が目に付いた


どうやら1週間限定上映のようだ


しかも近所の映画館4〜5軒どこもやってない



しかたない2時間くらいかかるが、遠出しよう


生理痛で調子が悪い彼女を乗せて出掛けるとしよう


この「ピンク・クラウド」という映画


突然、なんの説明もなく街がピンク色の雲に飲み込まれる


そしてこの雲に触れると10秒で死んでしまうのだ


外出禁止命令、ロックダウンする都市

かろうじて政府から救援物資は届くのだが、建物から一切出られなくなってしまう


閉鎖空間で暮らす人々

やがて衝突する


気が触れる者や、同居人を傷つける者、娘を妊娠させてしまう父親など


人間の精神状態が悪くなっていく、という内容


コロナ禍の前からの企画だったそうだが、まさにリアルな未来世界となってしまった


日本はまだ自由度があったけど、イギリスやフランス、中国などは現実に都市封鎖、戒厳令を敷かれたのだから


ちなみにこの映画はブラジル映画


言葉もポルトガル語だ

BGMの音楽も、なんか変なタイミング


アメリカ映画を見慣れている自分としては、
とても違和感がある


結局、主役は精神がおかしくなってしまうのだが、特にクライマックスというものがなく

淡々と進んでいくのが、

これまたリアル


現実もそんなもんだ


今回もタイトル、内容を内緒にして連れてきたが、さすがに3回目とあって
彼女は冷静に映画を鑑賞していました(笑)


もう慣れたそうです(笑)


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