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小説以外のひとりごと

第34章 「大人の動画の話し」


ネットで大人の動画を見れるようになって、女性が見やすくなったと思う


昔はレンタルビデオのアダルトコーナーは男の空間だったし、女性が見れるような環境では無かった

ただし、女性向けというのは昔からジャンルとして有って

学生時代レンタルビデオ屋でバイトしていたとき、午前中から昼下がりに掛けては女性客が多くて、いわゆる官能サスペンスみたいな映画は人気があった
当時は返却されたら巻き戻しの確認をして、テープの管理番号から台帳に記入する制度があった
手書きの時代です

女性向け官能サスペンスはなかなか高回転していたのを思い出す

午前中にシフトに入っている女子大生のお姉さんと仲が良かったので、これは良かった、これはイマイチと身近な視聴者も居てた

それを見ながらどうしてるのかは知らない



社会人になって、ネット社会になって、携帯持って、スマホに進化した頃
仲の良かった職場のパートさんはけっこうそのあたりのことを開けっぴろげに語っていた

「最近は男優がイケメンなんですよ」とか
「ああ、こんなのされたらたまんないな、とか思えるのを見つけたんですよ」とか

あげくに休憩室で「ほら、これどうです?」と
自分のお気に入りの動画を再生してくれたり(笑)


昼間の職場の休憩室で、アンアン声が漏れたら怪しいってば!


シフトが休みで、子供たちが学校に行っているあいだ、昼間から見てるんだそうだ


それって、そのときに自分でオナニーしているんですよ、て言ってるのと同じだと思うんだけど

どーゆーつもりなんでしょうね?


ちなみに夫婦の夜の営みは全く無いそうで、

夜中に目が覚めてトイレに行こうと廊下に出たら、リビングで旦那さんが独りでシテるのを見て「部屋を汚さないでよ」と言ってトイレにいったそうです

世間では、夫婦は家族になると出来なくなるそうですが、そこもそんなかんじなのかな

性欲はあるから、昼間に動画を見て、
夜に旦那とする気は起こらない


なんとも、人間とは面倒くさい動物です

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