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母子家庭

第3章 夜這

藤原さんは、一通り自分のことを話すと、今度は私のことを聞いてきた。

「何かあったの?息子さんと…。」

と言われ、私は、

「昨日、酔って帰って、朝起きたら、服が乱れてたんですよね!あ!息子としたって訳じゃないんです。ただ、たぶん寝てるときに、息子が部屋にきて、触って行ったんだと思うんですよね!ブラがずれてて、ジーンズのベルトも緩んでたし…。」

というと、藤原さんは、

「あなたのところは、母一人子一人でしょ?ということは、息子さんしかないわね!」

と言った。続けて、

「私のところは、旦那と一緒に寝てたから、息子が部屋まで来ることはなかったけど、あなたの場合、そういうことがあり得るわね!」

と言った。私は、

「そうなのよね!あれから息子にはまだ会っていないけど、普通に接することができるか心配で…。」

と言うと、藤原さんは、

「そうね!私も息子が私のパンツで一人でしてるの見た後は、平常心で接するの難しかったわ!時間が経てばどうってことなくなったけど…。」

と言った。

時間が経てばか〜。そうよね、そういうものだわ!

と自分を納得させた。

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