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母子家庭

第4章 夜這再び

ワインを飲みシャワーを浴びて、ベッドで気持ちよく寝ていた私は、胸の辺りの違和感で目が覚めた。

ブラが上にズレている感覚がある。

薄目を開けて見ると、暗い部屋なのだが、布団の隙間から光が漏れている。そして、布団の中に頭を突っ込んでいる人影も見える。

優が、私の体にいたずらをしに来ているのだ。布団の中から光が漏れているのは、ライトを使って、私の体を見ているのに違いなかった。

私は、どうしたものかと思った。ここで、気が付いたことを示した方が良いのか、気が付かない振りをしたほうが良いのか…。

優の動きは止まっている。おそらく、胸をライトで照らして見ているのだと思った。

私は、暫くは、気が付かない振りをして、様子をみようと思った。



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