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学内お見合いシステム

第2章 初めてソレを頬張った

むつみは、セックスに非常な興味がある。男に裸を抱かれたい、乳房を吸われたい、男にアソコをズコズコされたい、中にほとばしり出されたい。エロい動画はたくさん見た。
しかし、いざとなるとセックスに至る過程をどう進めればいいのか、むつみはまったく分からないのだった。動画は作り物なので、その通りにやってはいけないことは分かっている。

「むつみは、僕のコレに興味がすごくあるんだね?」
ケンジがむつみの頭の横に、いつの間にか移動していた。
そしてケンジの股間にそそり立つモノが、むつみの顔のすぐ近くに……。
ソレの熱く火照った先っぽが、むつみの頬に押しつけられてきた。
《うああああ???ケンジの…、チンポが…、わたしの…、顔に…》

むつみは、ふーっと気が遠くなっていくような気分になった。
「むつみ、すごい顔をしているね?美しい顔が台無しだよ?」
ケンジの言葉ではっと我に返ったむつみは、低い天井の鏡を見た。自分の顔が、ケンジの言う通りとんでもなく歪(ゆが)んでいた。
両眼が大きく見開かれ、小鼻が左右に広がり、口が縦に大きくあんぐりと開いていた。

「むつみ、コレを顔に押しつけられて、嬉(うれ)しいのか?」
むつみは、思わず、うん!と顔を縦に強く振った。
「それじゃ、もっと押しつけてあげる」
ケンジは、その棒状のモノの頭をむつみの頬から、鼻の頭へと移動させ押しつけてきた。
「あ?あ?あ?あ?あ?」
むつみのすぐ目の前で、男のおぞましいモノがうごめいている!?
《うあ?うあ??うあ???うあ????うあああー?????》

「うあああー?むつみ?むつみ?む、つ、みーッ???」
ケンジが急に大きな声を出して驚くように叫んだので、むつみは我に返った。
「……えっ???」
むつみは、なにか太くて長い棒のようなもの、カチカチに固まっているが激しく脈打ち熱く火照っているものを、両手の指でつまんで、口の中に頬張っていた。
《うああーッ???わたし…?ケンジのチンポを……、食べている!?》
むつみは、いま自分が何をしているかを即座に理解した。
ただその行動を起こした記憶が、むつみに無い。おそらく衝動的に頭の位置を自分で上に引き上げ、ケンジのソレにしゃぶりついたのだろう。

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