学内お見合いシステム
第1章 ついに、ついにこの時が来た!
むつみがふと時刻を見ると、午前9時前。
《いけない…。妄想したまま時間を費やすところだったわ…》
むつみは中学生高校生時代、妄想にふけることが多かった。男とセックスをしているシーンをいつも思い浮かべていた。
「彼氏を作ればいいのに」
と友人から言われた。
むつみは175センチの高身長だが、顔だちは美しく、細身で腰がくびれている抜群のプロポーション、しかも早くから豊かなバストだったので、男子たちからはモテていた。
「気に入った男子がいなかった」
と友人には言ったが、本当のところは違う。
むつみは男子を見ると、その男子とのセックスシーンを妄想する癖があった。
妄想するだけならいいのだが、休日に満員の電車でたまたま背中合わせになった同年代の男子に欲情し無意識に腰をクネクネさせてしまい、駅で降り際に不審な表情をされるということがしょっちゅうだった。
《もし男子と付き合ったら、その日のうちにすっ裸のカラダを彼の前に投げ出してしまう…》
痴女の様相。
18歳以上ならいいのだが、中高生年代ではご法度。
とまあこんな感じで、むつみはいっそう妄想にのめり込んでいったのだ。
むつみは、ともかくもとノートパソコンに電源を入れた。
パソコンが立ち上がるまでの時間がもどかしく、むつみは、たまらず服を脱いだ。下着の、ブラジャーとパンティーだけになった。
4月1日の午前9時なので、外はまだひんやりしている。しかしこの室内は、暖房がガンガンに効いていて夏のようだ。
下着の色は、白。清楚な雰囲気の普通の下着。
本当はピンクとか黒にしたかったし、エロい透け透けの下着を着けたかった。しかしこんな<めぐり逢い系>を利用するような男子は、だいたいセックス未経験の童貞に決まっている。女子が性欲まる出しの姦(ヤ)る気まんまんな下着を着けていると、ドン引きされておしまい、になりかねないと思った。
むつみは、セクシーな下着姿でついに、<学内お見合いシステム>を開いた。
《いけない…。妄想したまま時間を費やすところだったわ…》
むつみは中学生高校生時代、妄想にふけることが多かった。男とセックスをしているシーンをいつも思い浮かべていた。
「彼氏を作ればいいのに」
と友人から言われた。
むつみは175センチの高身長だが、顔だちは美しく、細身で腰がくびれている抜群のプロポーション、しかも早くから豊かなバストだったので、男子たちからはモテていた。
「気に入った男子がいなかった」
と友人には言ったが、本当のところは違う。
むつみは男子を見ると、その男子とのセックスシーンを妄想する癖があった。
妄想するだけならいいのだが、休日に満員の電車でたまたま背中合わせになった同年代の男子に欲情し無意識に腰をクネクネさせてしまい、駅で降り際に不審な表情をされるということがしょっちゅうだった。
《もし男子と付き合ったら、その日のうちにすっ裸のカラダを彼の前に投げ出してしまう…》
痴女の様相。
18歳以上ならいいのだが、中高生年代ではご法度。
とまあこんな感じで、むつみはいっそう妄想にのめり込んでいったのだ。
むつみは、ともかくもとノートパソコンに電源を入れた。
パソコンが立ち上がるまでの時間がもどかしく、むつみは、たまらず服を脱いだ。下着の、ブラジャーとパンティーだけになった。
4月1日の午前9時なので、外はまだひんやりしている。しかしこの室内は、暖房がガンガンに効いていて夏のようだ。
下着の色は、白。清楚な雰囲気の普通の下着。
本当はピンクとか黒にしたかったし、エロい透け透けの下着を着けたかった。しかしこんな<めぐり逢い系>を利用するような男子は、だいたいセックス未経験の童貞に決まっている。女子が性欲まる出しの姦(ヤ)る気まんまんな下着を着けていると、ドン引きされておしまい、になりかねないと思った。
むつみは、セクシーな下着姿でついに、<学内お見合いシステム>を開いた。