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その次の瞬間、男子からメールが届いた知らせが大音量で響いた。
ピンポン、ピンポン、ピンポン、ピンポン！
ピンポン、ピンポン、ピンポン、ピンポン！
ピンポン、ピンポン、ピンポン、ピンポン！
ピンポン、ピンポン、ピンポン、ピンポン！
鳴り止まない…。
むつみは一瞬《詐欺かな？》と疑ったが、やがてそれは鳴り止んだ。
男子８０人からのメールが届いていた。

《ウソ…？すごい………》
むつみは、ぼうぜん。
しかしすぐに自分がプロモーションビデオを撮影し登録したときのことを思い出し、むつみは大赤面。
＜男とセックスしたい。セックスして～！！！＞
そんなエロエロ言葉を登録したのだ。しかも下着姿で。
後で登録した人たち（男子も含めて）から聞いたのだが、プロモーションビデオは皆、服を着て撮影し、言葉も
「まずは一緒にお茶しませんか？よろしくお願いします」
だったそうだ。
そりゃそうだろう。あからさまに
＜セックスしたい、セックスして＞
なんて、どんだけ飢えてるんだよ………？

《やらかした………》
むつみはさすがに顔が青くなって、どうしようかと思いながら無意識に、その男子からのメールの１つを開封した。
＜むつみのすっ裸を抱きたいッ！むつみの乳房を吸いたいッ！むつみのおマンコにチンポを突っ込んでズコズコしたいッ！セックスしたいッ！むつみのおマンコにほとばしり出したいッ！＞
「きゃああああああああああああーッ？？？？？」
むつみは、驚愕し、思わず大音量で悲鳴を上げた。
女子が下着姿で「セックスしたいッ！セックスして！」などと言ったら、そりゃ、男子がそんな反応をするのは当たり前だ。

むつみはさすがに超ドン引きしたが、その時、むつみの視界に自分のＦカップの胸のブラジャーが揺れている様子が映り込んだ。
むつみの口の中に、あっという間に生唾が湧いた。
ごくり………。
むつみは、生唾を思わず飲み込んだ。
はっと気がつくと、その男子に返信メールを送った後だった。