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毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画

第12章 俺はひなを大事に想ってるからさ

一瞬どういう意味かわからなかった。
みんなは呼んでないって……。じゃあ、ここには初めから誰も来ないって事?
え、なんで…!?


「え、俺、日にち間違えた!?」

「違うよ。
誘ったの、慎吾クンだけだもん」

「は!? え!?
な、何で!?」

「だって……どうしても慎吾クンと話したかったから…」

初めは藤村の家に来て、藤村とふたりで話してる事を何も思わなかったが、段々と違和感を感じてきた。

あれ…?
これって、あんま良いシチュエーションじゃなくない?

「話したかったって、俺の奥さんの事?
何だよ、それだけならメールで言えたのに」

「それだけじゃないの。
久し振りに慎吾クンに会って、…また会いたいなって…」


あれ?
あれ?
3年前は、教室とかで藤村と話すのは、別に普通だった。
だけど、今のこれは、なんかちょっとそれとは違う気がする。


「慎吾クン…本当に奥さんの事、好きなの?
だってあたし何となく見たけど、慎吾クンとつり合ってる…かな…」

「っ!?」

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