
毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画
第22章 “ひなちゃん”は、俺の奥さんなんだよー!
「おはよーございまーす!」
「おはよう、慎吾君」
「妹尾くん、おはよー」
職場に着くと、俺はまっさきに店のパソコンから予約の画面を開いた。
今日の10時に俺の予約が入ってる、藤村の名前。
それからスマホを開いてメモを見ると、新たにもう3日分の予約を打ち込んだ。
そして―――…
「…28、…29、…30!
よし、これでノルマ達成だ!」
無理なお願いを快諾してくれて、予約の日も決めてくれたおかげで、これで今月のノルマをこなす事ができそうだ。
これで俺も、いよいよ来月からはレベルアップなんだー!
「おっ、妹尾君。
予約埋まったねー」
「あ、オーナー!
へへっ、何かズルいような気もするけど、とりま数だけは取れました」
「ズルくないズルくない。数字は嘘をつかないからね。
これで予約どおりにこなせたら、来月からはベースアップだよ」
「やったー!!」
