
毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画
第22章 “ひなちゃん”は、俺の奥さんなんだよー!
――そうして10時になる頃
「いらっしゃいませー!…って。
今日は来てくれてありがとな、藤村」
「おはよー、慎吾クン!
楽しみにしてたよーっ」
「あれー?
えらいオシャレして来たね。
この後どこか行くの?」
時間ぴったりにやってきた藤村。
だけどその格好は今まで見てきたものと違ってリボンやらフリルやら、やけに服には気合が入っているようだ。
「行かないよぉ!
てゆーか、せっかく慎吾クンにキレイにしてもらうんだもん。今日は一日かわいくしていたいじゃない?」
「なるほどね。
前回は綺麗に切りそろえたって感じにしてたんだけど、今回は頭皮をスッキリさせて、髪に栄養も与えるような感じにしようと思うんだ。
もちろん、手入れも少なくて済む自然なヘアスタイルも提供しようかなとは考えてんだけどさ」
「うん、いいよいいよー!
てゆーか、慎吾クンの好きな風にしてくれたら、あたしは何でもいいもんね!」
「サンキュー!
それじゃ案内するね。あ、荷物預かるよ」
「ありがとう、慎吾クン!」
