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毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画

第24章 ひとりで勝手に誤解してましたー!

午前中の製造も終わり、お昼のピークも終わった頃。
短時間パートさんが帰る前に、スタッフ一同揃って昼礼が始まった。


「……と、言うわけで。妹尾副店長の体調にもよるから具体的にはまだ決まってないが、恐らく半年後くらいから産休に入る。
それまでは無理なく続けてくれるそうだから、みんなも配慮してやってくれー」

「おめでとう、ひなちゃん!
やっぱり、あたしはそろそろだと思ったわよ〜」

「妹尾副店長、おめでとうございますー!」

思いの外みんな、すんなり受け入れてくれ、且つたくさんの祝福を頂いた。
みんなの前で大々的に「次期店長に〜」みたいな事を言われたわけだから、ちょっと不安なところもあったんだけどね。


「ひなちゃん、つわりとかない?
ほら、揚げ物の臭いとかそれでなくても気持ち悪いでしょ?」

「あ、今のところそういうのないです。
それとも私が鈍感なのかなぁ?」

「高いところに手を伸ばしたりとかダメよ!
届かないものは、久保店長に言えば良いんだから!」

「儂は高い物を取る係じゃないぞー。
脚立あるんだからお前らが取らんか!
あ、ひな坊は登るなよ」

「あ…ははっ
ありがとうございます…っ」


あー、よかった。
ずっと言えなかった事だから、これでスゴく肩の荷が下りたように軽くなった気がするよぉ。

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