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毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画

第26章 藤村の助け舟を…!

「じゃ、これお釣りとレシート。
今日もありがとうな。気を付けて帰れよ」

「うん、こちらこそありがとう。
………あ、でね?」


出入り口のドアを開けて見送ろうとした時、藤村は俺に向き直り、少しためらいながら聞いてきた。


「…慎吾クン、そろそろ上がりなんでしょ?」

「あぁ。もう今からだと受付もしないし、後は片付けたら帰るだけだよ」

「えっと…あのさ。
もし、慎吾クンさえ良かったらね」


そこまで聞いて、ピンときた。この後どこか遊びに行こうなんて言おうとしてるんだろうな。
確か前の時にも、そういう事を言ってたっけ。


「あ、俺、家で奥さん待ってるからさ。
終わったらなるべく早く帰りたいんだ」

「あっ、そ、そうだよね!
わかってるわよぉ!
てゆーか、人様の旦那さんとそんな事、あたしだって考えてないから!」

「だよな。
ごめんごめん、俺の早とちりだね」

「ただ……その、家まで車で送って行ってくれるかな。
あ、ほら、バス代節約しよっかなってね〜」

「あぁ!」

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