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――その数日後

「お疲れー、慎吾クン！」

「いらっしゃい！
今日もありがとうな、藤村」


職場の診療時間が終わってからだとうちが閉店してるので、藤村は仕事が休みの日に来てくれている。

月末まであまり日にちもないし、今日なんか休みの度にここに通ってる感じになってるようだ。


「ホント、来てくれてありがとうな。
今日も俺、目一杯綺麗にして帰らせるから」

「うんっ
スゴイ嬉しい！」

今日が済んだら、あと一回だ。
今月だけで何万もかけさせてるんだから、せめて俺は全力で綺麗にしてあげることが使命なんだよ！


「ね、慎吾クン。
今日も家まで送ってくれる？」

「あぁ、もちろんだよ。
藤村には助けられてるからな」

「これくらいお安い御用だよーん」